いよいよ!武久源造の花まつり!

花は時を知って開花してこそと感じるこの頃です。
今年と来たら、梅や沈丁花から桜はもちろんクロッカスや小手毬などまで
一斉に咲いてしまって、順不同。
「やっと咲く」という演出が薄いなぁ…と思いながらも
満開の桜に見とれています。

さて、春と言えば「花まつり」!
恒例の「花まつりチャリティーコンサート」のお知らせです。
コンサートの収益は、
カンボジアと、東日本の被災地の
子ども達のために使われます。

今年は4月7日(日)18時開演です。
馴染み深いJ.S.Bachの
インヴェンションとシンフォニア全曲を
武久氏が演奏します。
コンサートに寄せたプログラムノートも素晴らしい!
2声と3声の計30曲を連続して聴けるのは
バッハの視野と展望をリアルに聴けて、
また武久氏の切り口と読み解き方を感じる面白さがあります。
理屈抜きでも、チェンバロの様々な音の響きに満たされて
浸っているだけで至福のときとなるでしょう。

さらに今年は、明治寺ご住職様と、武久氏と
カンボジアの内戦を生き抜いた女性、
久郷ポンナレットさんとの対談もあります。

ポンナレットさんは、ポル・ポト時代の体験を
悲痛な内容でありながらも、読みやすい文章で
御著書に著されています。
カンボジアの豊かな文化と伝統にも造詣が深く、
音楽の点からもお話しが盛り上がるかと思いますので
乞うご期待!です。

当日会場では「幼い難民を考える会」の方々による
写真展や、その支援によって
カンボジアの女性たちが機織りをして、
製品になったものを会場で販売しますので、
お時間に余裕を持ってお出かけいただけたらと思います。

毎年盛りだくさんの内容ですが、
今年は例年以上に武久氏の音楽と様々な関わりを
肌で感じていただけるものと思います。

チケットは前売り3000円、当日3500円、
全自由席です。
ご予約は
03-3943-6971 幼い難民を考える会
までお願いいたします。

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