2015年を迎えました

明けましておめでとうございます。
とうとうなのか、ようやくなのか、早くもなのか、
よくわからないうちに
既に2015年の1日目が終わりました。

皆様には良い一年となりますようお祈り致します。

私ときたら、例によって大掃除は一部のみに留まり、
年賀状も現在進行形という有り様。
年末まで仕事をしていられたのは、
それはそれで嬉しかったのですが、
それを言い訳に手抜きし放題。

今年こそは!と、
すでに2015年末の大掃除に意欲を燃やす私ですが
この先、少なくとも360日ぐらいはこの意欲を持続しないと
効果がない……まあ無理でしょう(笑)

しかし去年もなかなかに辛かったなぁ……。
そう振り返れるようになっただけ、
だいぶマシになっては来ました。
お陰様で今年は明るくお正月を迎えています。
色々な出会いと助言と暖かさを下さった皆様に
心から感謝しております。

何が辛かったかと言えば、
昔の人が守り続けてきた「家」としての機能が
実家機能とでも言いましょうか、それはそれは重たくて、
2年前に母が亡くなったことよりも
ショックはそちらのほうが大きかったのです。
家柄も財産も無く、全くどうということのない家ですけど、
親世代までは子々孫々の事を考えて「家」を形成するのが
義務でもあり夢や希望でもあったのですね。
物の無い時代を経験したせいか、捨てられない世代であり
溜めこんだ世代でもありました。
何世代もの繁栄を願って
数多くの食器や布団やこまごまとした所帯道具のストック
70年も前からの写真類、遊び道具、
彼らの青春時代だった戦争に関する様々な物や資料、
空の薬莢や、記念の品々が残されていて……
1つ手に取る毎に、途方に暮れる日々でした。
人づきあいの引き継ぎ。兄妹での思いのずれも…。

それぞれの品物に込められた思いは、
ドライに断ち切ってしまえばいいのだろうけれど
当初はなかなかそうも行かず、手が付けられず
心が立ち往生していました。

もちろん仕事は確実にやろうと努めましたし、
音楽とは真剣に向き合いました。
ですが、「自分」というものが今、
ようやく我に返るというか
事を動かすエネルギーが出てきて、
音楽をやりたい!仕事をしたいという思いを
一層大切にできるようになってきました。
家の処分にはまだまだ時間がかかりそうですが、
私は私らしくすればいい、と思えるようになりました。

7月には武久氏の「バッハシリーズ」を予定。
同じ7月に私自身の
「ハープとスクエアピアノ第二弾」を計画中です。

年頭から私事を書き連ねてしまいましたが、
今後は実のあるお話しにしようと思いますので、
どうか本年もよろしくお願いいたします。

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